新作絵本 【くまとかきのみ】アート事業部☆
2022.03.31
みなさん こんにちは
🧸 アート事業部です 🧸
<祝>絵本がついにできました!!
きっかけは昨年、知人の紹介で
現地で活動されている松本さんと出会いました。
ちょうどオンラインで顔合わせしたのが今ぐらいだった記憶をしています。
九州北部豪雨で甚大な被害がでた地域で、活動されている松本さん。
豪雨は2022年7月で5年が経ちます。
「あー!なるかわさん!私絵本作りたいと思ってるんです!ありがとー!」と
突然松本さんが声をかけてくださって、初めは動揺しました(笑)
ニュースで災害のことはもちろん知っていましたが
僕は何ができるんだろうかと。
松本さんの想いに対して僕は応えられるのかなぁと・・・。
とにかく現地を分からないなりに感じて、
見て聴いて行きたいなと思っていましたら、その数ヶ月後、現地にいけるようにと
たくさんの方々がご協力していただいて、夏と冬に!2回も現地行かせていただけました。
僕は、東海圏を中心に活動していますが、
福岡の方々って面白い人多いなぁと現地で圧倒されました。面白いんですよ!ほんとに!
そして力強く、穏やかな自然(とくに川!)を目の当たりにして、
言葉を恐れずにぼくの中で思ったのは
「あの雨、あの時、あの瞬間を経て、僕はご縁をいただいた」と。
九州豪雨がなければ、出会うことも、関わることもなかったと思います。
絵本を創ることも行くこともなかったと思うのです。
現地は、痛々しい場所や、まだまだ終わっていないこともありました。
こんな補修でいいのか?と疑問の声も聴きました。怒りや悲しみにも触れました。
それと同時に僕は喜びや楽しみにも触れました。とにかく心の中がぐちゃぐちゃになりました。
でもそれを上回って「関われて嬉しい」と心が言いました。
僕が現地にいって、松本さん、現地の方との繋がりを紡いで行った先に
僕ができることは、なんだろうか。単に災害復興の記録絵本ではなく、僕が感じた
「その喜びをつくれないか。」と。
この災害からを起点として続きを編んでいくようなものを。
こどもたちも大人もおじいちゃん、おばあちゃんも
この先のことなんてわからないし不安もあると思います。
とにかく「絵本を作ろうとしないこと!」だけ決めて、
朝倉市という地を踏んで、息を吸って、はいて、たくさん歩いて、祈りました。
いろんな見えない「働き」を感じました。
ああ、心地いいな、生きていてよかったなぁと何度も思いました。
そんな感触で、絵本を作りました。
現地から帰ってからも、ずっとずっとたくさんの人と話してきたような感触が残っていました。
絵を描いているときは特に。
きっと、連なっていくと思います。
僕も連なったように、きっと。
くまとかきのみ の絵本は今後はオンラインショップでも販売を予定しております
詳細が決まりましたらまたご案内いたします。
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