夜の散歩へ
開放日のよくある風景のひとつ。
私が料理しているところへ来て最近の話を聞かせてくれたり
つぶやきにきてくれます。
先日の開放日はなんだかセンチメンタルな気分な子が多い日がありました。
開放の後にちょっと散歩してから解散しようか。と提案すると「いいね」と。
5人ほどで、めぐるはうすの近くに中川運河という川にかかる橋まで散歩へ。
真っ暗な川。
きれいだね~とは言えない川。
でも私は大好きな川です。
風が気持ちよくて、少し先に見える名古屋駅の光や時々通る新幹線を見ながらしばらくお話しました。
それから、バイバイ、おやすみ~と解散。
真っ暗だったり、歩きながら、目と目を合わせないほうが
ぽろぽろって心のうちにあることを話してくれたりします。
そんな散歩に行った日があって、またつい先日
「めぐみさん、今日歩く?」と聞いてきてくれた子がいたのでこの日も夜の散歩へ。
この日は部屋でも二人きりだったのに、心の中のもっと深くにある気持ちを話してくれたような気がしてうれしかったです。
涙を流して一生懸命どう感じているか、どうありたいか、どんな葛藤があるか話してくれました。
この日はこのまま名古屋駅まで散歩しながら、たくさん話しました。
女の子たちの話を聞いていると良く思いますが、私たちは本当に無力。
気持ちを分かってあげることはもちろんできないし、どうするかは本人の力です。
なので、気持ちを出したり、おいしいごはんを食べたり、安心する部屋を用意することが
私たちのできることだと思っています。
それで、少しでも気持ちの充電をして
本来持っている自分の力を発揮できるようになったらいいな、といつも思っています。
誰でも可能性を無限に持っていると思っているので。
近いような遠いような場所で全力で応援しています★