●なるかわさん研修●:こびとのおうち
2022.06.15
法人内のアート事業部で活動されている、なるかわしんご氏が来所し、
『アートを活用した子育て支援』
~表現とはなにか、絵を描くということ~
をテーマに研修を受けました。
子ども達にとって言葉ではうまく伝えられないことも、絵で描くことで気持ちを表現する一つの方法になる、ということでした。
子ども達の表現した絵は、その時の気持ちであり、思いだということ・・
大人にとってのリンゴは赤い丸に、緑の葉っぱが一般的に思い浮かびますが、一人一人の子ども達の表現では、もしかしたら青い丸だったり黄色い線だったりするかもしれないこと・・
ですが、それがその子が感じ取って表現したものであるので、一つ一つを丁寧に受け止めていきたいと強く感じました。
後半には二人一ペアになり一人が殴り書きをし、そこから何が浮かび上がってみえるか?ということをしました。
魚に見える所があったり、顔に見える所があったり・・
私達保育者はすぐには色々な発想ができず戸惑っていましたが、なるかわ氏は途中から線を足しても良いし、自由な考えをしても良いのだ、と教えてくれました。
その言葉に、肩の力が抜けやってみよう!と前向きに取り組めました!
絵を描くことは子ども達の気持ちの表現でもありますが、私達と子ども達で
「ここは魚かな?」
「鳥さんかも!?」
など、コミュニケーションを取っていく一つの方法にもなるのだな、と思いました。
これからも子ども達の為、保育者一同様々な勉強をしていきます!